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新しい出会い
初めてプロポーズしてくれた彼と別れたわたしに、心配した友達がコンパを計画してくれた。
名古屋で頭の良い大学で有名な大学の人たちと。
前回の件で結婚を現実のものと意識したわたしにとって、有名大学の人たちとのコンパは気合の入るものだった。 |
有名な大学の人達とコンパ |
ボーリングをしてからの飲み会の予定。
ただの飲み会じゃないから、準備が大変だった。
普通のオシャレじゃなく、ボーリングにも飲み会にも適した格好で行かなきゃ。
悩んだあげく、無難にデニムの短パンに、可愛いめのカットソーを合わせていざ出陣。
5対5のコンパで、2チームに分かれてのボーリング。
そのとき同じチームに、某韓流スター似の彼がいた(当事はまだ、韓国ブームは上陸していなかったけれど、後に母親と『似ている』と騒いでいた)。
ボーリングの登録画面に一生懸命入力していた彼は、間違えて、彼の苗字にわたしの名前を続けて打ち込んでしまった。
それを周りに冷やかされ、わたしは赤面してしまうが、余裕の雰囲気の彼。
飲み会でも彼はお酒のことをよく知っていて、お酒にも強かった。
なぜかその彼とずっと近くにいられて、たくさんお話しもできたけれど、途中からコンパを計画してくれた友達が連れてきた別の短大の子がやたらと間に割り込んでくるようになった。
また、同じメンバーで遊びに行こうと約束し、その日は解散になった。
何だか短大女子も彼を狙っているような気がして落ち着かなかったけれど、その場で連絡先を聞く勇気もなく、後ろ髪を引かれる思いで帰宅した。
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