結婚式 名古屋で結婚したい!?

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 彼の連絡先を聞いた。
彼が気になって、あまり眠れず、結局翌日の朝一番にコンパ主催者の友達に彼の連絡先を聞いた。
わたしの態度から、連絡先を聞かれるのを予想していた彼女は、彼の名前と電話番号を書いたカードを笑いながらわたしにくれた。

彼との満たされた日々

わたしの態度から、連絡先を聞かれるのを予想していた彼女は、
彼の名前と電話番号を書いたカードを笑いながらわたしにくれた。
その日の夜、落ち着かない心臓を抱えながら彼に電話してみる。
電話に出た彼はわたしからの連絡を予想していたかのような口調だった。
それを素直に伝えてみると、実は彼も友達にわたしの連絡先を聞いたのだという。

でも友達に女の子の連絡先を教えることは出来ないと断られ、
落ち込んでいると、先にわたしに連絡先を聞かれたことを教えてくれて、
電話を今か今かと待っていたという。
もうその言葉だけで嬉しくなったわたしは、電話口ではしゃぎ続け、自然と水族館デートの約束をすることができた。

初めてのデートのとき、彼に留学経験があるのを知って、わたしは納得した。
彼の女性の扱いが、適度にスムーズで、少し日本人離れしたところもあったから。
彼と付き合うようになってから、わたしは『お姫さま扱い』されているような気分だった。

ある日、白いサンダルが目に留まり、そのお店を通過していると、彼が腕を引いてそのお店に入っていく。
それほど背が高くない彼を気にして、ヒールを履いていなかったわたしに、彼はそのサンダルを試着するようにすすめる。
あとで、足が痛いとか適当な理由をつけて、購入を断ろうと思って履いてみると、サイズもぴったりなそのサンダルはわたしの足になじんでしまったかのよう。
彼はすぐに店員さんを呼んで、「このまま履いていきますので、こっちの靴を包んでください。」
何でもない日の突然のプレゼントに有頂天になる。

また、波止場できれいな夕焼けを見ていて、
「すごいきれい。オレンジジュースみたい。」と言ったわたしの言葉で、
彼はその後、素敵な喫茶店に連れて行ってくれて、オレンジジュースを頼んでくれた。

彼と過ごす日々は、何の不満もなく、満ち足りたものだった。



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